アタマがコンフューズ

たまには、まじめな事を書いてみようか。


好きなメーカー2つ
一澤帆布
CHACO Inc.

夏のためにサンダルが欲しいなぁと思って、CHACOを見てて思った
この2つのブランド(職人たち)に共通すること

製品が壊れたら、直してくれること
手作りで作っている

こうやって直してくれるメーカーが大好きだ。ハンドメイドってのもそそる。どっちのデザインも特徴的なのに普遍的。長く使える要素だよね。だから、オレも長く使いたいと思う。
一澤帆布は布が破れたり、へたってきたら張りなおし/縫い直しをしてくれる。もちろん、手縫い。最初から手縫い。
CHACOはソールが減ったら、張りなおしてくれる。
どっちも商品を一生ものと考えてるからこそ、こうしたサポートをしてるんだと思う。


CHACOなんて、生産の時点から生産量を抑えて出荷してる。需要と供給のバランスを考えてってのもあるだろうけど、製品のレベルで言ったら、超一流。しっかりとプロモすれば、もっとメジャーになっていいメーカーだ。
話がずれた。
一澤帆布だってそうだ。通販と京都でしか買うことができない。あれだけ普及してるんだから、京都以外に店があってもおかしくないし、そういう話はあるだろう。でも、京都と通販だけ。質が下がっちゃうって理由もあるだろうけど、作りすぎたくないってのがあるんじゃなかろうか。京都の店でも、つねに全部の商品/全部の色があるわけじゃない。意図的に生産量を抑えてるんじゃないだろうか? まぁ手作りだから生産量が上がらないってのもあるだろうけど。


常々思ってるのは、「ものを作ることは必ず何かにダメージを与えてる」ってこと。
もっと言えば「生きるってことは必ず何かの犠牲の上に成り立ってる」ってこと。
何かを作れば必ずごみが出るし、作ったもの自体も時間がたてばごみになっちゃう。凄く簡単。皿を洗うのだって、汚れっていうもので、水を傷つけてる。


ふたつのメーカーは、そうした犠牲を自分たちでも最小限にとどめようとしてるし、商品が消費者の手に渡っても、最小限に食い止めようとしてる。
それは商品を使ってみればわかるし、売って終わりにしてないってことでもわかる。
ダメージを増やしたくないから、長く使えるように丁寧に作ってるんだろうし、もし壊れても直して使えるように配慮してるんだと思う。
これはまだ試してないから、なんとも言えないけど、この2メーカーとも「もう使わなくなったので引き取ってください」って言ったら「そちらで処理してください」なんて絶対言わないと思う。もし、言ったら幻滅する。でも、そんなことは絶対にないだろう。
これこそが商品を売る、モノを作ることの責任ってそういうことだと思う。
実際の話としては、オレの勝手な想像の部分は多いけど、モノから伝わってくるのと、企業姿勢から感じるのだから、俺の他にもこう考えてる人がいるんじゃないか?


まぁ、だらだらと書いたあげく、何が言いたいかっつーと
今の世の中が、こうした精神性を失ってるんじゃないかってこと。
モノを大切にしろとか、そういうんじゃなくて、最初っから「使い捨てる」こと前提で作ってるんじゃないか? そうやって使ってるんじゃないか? ってこと。
なんで、こんなこと思ったかって、最近コンビニ食ばっかりで、ゴミを出しまくってるから。地球にダメージ与えてるなと、ふと思った。
分別も重要なことだけど、それより先にゴミを出さないような努力をすべきなんだよね。
とか、何とか言ってると、自分はどうなんだって気になる。
じゃぁオマエはゴミを出さずに生活できるのか? っていわれたら、それはムリですよ…。
今後ともなるべくゴミは出さないようにするし、めんどくさがらず分別もします。
油汚れのきつくないものは水で洗うし、天然素材の洗剤に切り替えようと思います。JOYとかあんだけ油が落ちるってことは、体にも地球にもよくないはずだよな。


あれだよ。結論が出ないんだよ。この手の話は。ずっとおんなじところを回りまわるだけ。


誤解がないように言っておきたいのは、絶対にゴミを出すなってことじゃなくて、大切に使えるようなものを見つけて、大切に使おうよってこと。
そんで、捨てるときはモノにあった捨て方をすればいいってことだよ。
これで終了。
おおむねまとまってない。ただ書いただけ。
だれだ! 眠いからもう書くのやめるんだろうって思ったやつは!!
それ、間違ってないよ。おやすみなさい